2012年3月18日日曜日

(1405)難民認定申請及び処理数の推移②

  昨日に引き続き標記データを見ている。その中で気になったのが「難民手続の審査期間」、このうち一次審査期間が2007年、08年には13~15ヶ月間要していたが、10年には12から14ヶ月、11年後半には約5ヶ月と短縮されている。入管側の努力には敬意を表するが、一方、異議手続きでは、07年、08年には19~25ヶ月を要している。残念ながら10年、11年のデータが空白なので、ぜひ埋めて欲しい。先日の朝日の「私の視点」欄では2年間と出ていた。私が在日ミャンマー人から聞く情報では、難民申請してから法務大臣の最終認定まで、3年以上かかっている気がする。この間は就労不可であり、国から与えられた拷問という人もいる。担当官は法律に従って仕事に従事しているというが、悲しい発想だ。仮放免中の難民申請者に辛い7月は間もなくやって来る。

2 件のコメント:

  1. 担当官も、「法律に従って粛々と行う」のではなく、当事者の身になって、懸命に行動してほしいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私も以前はそう思っていましたが、公務員は法律を守るのが基本であり、日本の法律は、難民条約に基づいて作られ、厳しいものです。ですから法律を替える努力が必要で、議員の仕事となりますが、今の議員では無理。

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