(2009年7月25日)
タイ南部のプーケット島で27カ国を集めてARF(ASEAN地域フォーラム)が開催された。各国は北朝鮮の核実験に懸念を表明したが、ビルマもこの決議に賛成し、米国のクリントン代表はビルマを「いまだかつてないことで非常に勇気づられた」と絶賛したという。議長声明の中でビルマ問題に関して「・・・・具体的で信頼性のある民主化プロセスを進め、2010年に自由で公正で包括的な総選挙を実施するよう促した。またスーチー氏を含む全政治犯を10年の選挙に参加できるよう求めた」。今回もまた軍政に対する非難声明が出され、軍政が聞き流す「儀式」が恒例化している。会議終了を見届けるようにスーチーさんの最終弁論は27日に予定されており、最後は有罪が言い渡されるだろう。軍政へのASEANの対応は憲章や人権機構を空虚なものとし、地域機関としてのASEANの価値全体をも蝕んでるように思える。
スーチーさんの判決次第で、軍事政権への非難が、世界的規模で拡大するのでは…?
返信削除K.A.
スーチーさんの判決次第で、軍事政権への非難が、世界的規模で拡大するのでは…?
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