(2010年5月19日)
今朝の朝日によれば、中国の温家宝首相は6月初旬ビルマを訪問する方針を固めたという。ビルマ軍事政権は、スーチー氏ら民主化勢力の参加しないまま年内に総選挙を予定し、国際社会の批判を浴びているが、温首相は軍政との友好関係を強調、お墨付きを与える形になる。温首相はタンシュエ議長やテインセイン首相らと会談する予定だが、内政不干渉の立場から総選挙に明確な支持を表明するかどうかは微妙だ。中国にとって、国境を接するビルマと友好関係を維持することは、国内の安定に必須。同国の豊富な天然資源を獲得する狙いもある(以上概要)。最近世界の強大国に急成長した中国の首相の訪問は、ビルマにとっても絶好のチャンスであり、双方の発展のための強力な礎となろう。経済問題はもちろんのこと、特に内政不干渉の思想は、両国とも共有しているので、政治面での結びつきも強固となろう。
中国とビルマは、多分に「共存共栄」関係にあると思われるけど、それにしても、中国の態度にはホトホト困りますな。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除中国とインドの経済発展はすさまじく、両国に挟まれているビルマは、両国と親善関係を結ばないと安定せず、成長もしないでしょう。今後は両国との関係に注意していきます。(N)