(2010年7月31日)
昨日はインドとビルマの首脳同士の会談を論じた。お互いに思惑を持った上での首脳会談であり、29日には会談を終えた。ヒューマンライツウオッチは「インドはビルマに対して人権尊重を強調すべきだ」と述べた。「インドは残念ながら反対勢力指導者アウンサンスーチー氏らビルマ民主勢力への支持を控えている」、「NLDは90年の総選挙に勝利したものの政権に着くことはなく10年3月にはきわめて過酷な総選挙法に基づき政党登録を解除された」、「ビルマの選挙プロセスについてインド政府から正式な形での批判はほぼ存在しない」、「インドは中国の浸透に対抗する努力が失敗したのに、ビルマの政治や人権に係る問題についての発言をいまだに犠牲にしている」、「インド政府はビルマに武器を提供する北朝鮮や中国のような常習的な人権侵害国家と同一視されることに不快感を覚えるべきだ」と述べている。
インド政府が反軍事政権の立場を鮮明にすれば、状況は大分変わるでしょうな。
返信削除実現性は、あまり期待できないけど…。
K.A.
k.a.さん
返信削除世界各国とも、まず自国の繁栄を考えており、インドとしては、中国との対抗上、親ビルマ政策を取り続けざるを得ないでしょう。
(N)