2014年3月21日金曜日
(2138)難民認定審査迅速化を検討
3月21日の朝日新聞より。副題は「申請数急増 昨年初の3000人超え」。急増で審査が長引いているとして、法務省は近く、却下する際の審査の短縮や、省略などスピードアップ策の検討に入る。2003年に336人だった申請数が、13年には過去最高の3260人、10年で10倍近くになった。国籍上位3国は、トルコ(658人)、ネパール(544人)、ミャンマー(380人)だ。一方、昨年難民と認められたのは6人だけ。一昨年(2012年)の難民認定数は、米国25000人、ドイツ8800人、英国8700人、オーストラリア8400人と続くが、日本は18人、韓国は60人であった。弁護士の一人は「厳しすぎる認定基準の緩和も、迅速化とセットで議論すべき」と主張する(以上概要)。同日の朝日に「強制送還死への経過、再検証を」という昨日のブログ関連記事が社説として掲載。
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難民認定は極めて少ないけど、「在留特別許可」はそれなりにあるのでは…?
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除難民認定されれば日本人と同様な処遇を受けますが、在留特別許可はそこまでは認められません。もちろん、不認定よりははるかに優遇されますが。「難民」として認めている数が、欧米に比べ極端に低いのが問題です。