2014年3月17日月曜日

(2134)ロヒンギャは世界で最も迫害された少数民族=国連

  3月17日のNNAニュース。ミャンマーの人権問題を調査した国連のキンタナ特別報告者は、ミャンマーの民主化の進展については、「脆弱で法の支配の確立が必要」と指摘。またロヒンギャ族に対して「世界で最も迫害を受けている少数民族」と発表。報告は「民主主義は芽生えつつある」と評価しながらも、軍が依然として国民への影響力を持っていることを懸念。ロヒンギャに対する殺害事件については、「人道上の犯罪」と断じた。2012年以降、ロヒンギャ14万人が避難生活を過ごし、80万人以上がミャンマー国民として認められていない。ミャンマー政府が1月にロヒンギャ族48人が殺害された証拠はないという発表に対し、「国連との合同調査が必要」とした。また、少数民族武装勢力との和平交渉については、「多民族、多宗教が融合する社会を構築すべき」という。

2 件のコメント:

  1. キンタナ特別報告が重視され、国連がもっと積極的に取り組まないのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    民族問題、宗教問題は、国連でも難しい問題だと思います。私も名案はありません。(近隣のイスラム国が難民を認めるとか、ラカイン州の一部土地をロヒンギャ側に渡すとか)

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