2013年1月23日水曜日

(1716)読了136冊目:「ミャンマーの瞑想」

  副題は「ウィパッサナー観法」、マハーシ長老著、ウ・ウィジャナンダー大僧正訳、1995年11月・国際語学社発行、169頁、1456円+税。瞑想には奥深い修業が必要だが、最後は涅槃の境地に達するという。その手始めは、楽な姿勢で手をおなかにあて、静かに呼吸する。呼吸のたびにおなかは膨らみ、また引っ込む。其の時「おなかが膨らんでいる、膨らんでいる」、「おなかが引っ込んでいる、引っ込んでいる」と声を出さずに念じる。その際いろいろな雑念が入る。例えば足が痛いと感じたら「足が痛い、足が痛い」と念じ、なにか考えが生じたら、「考えてる、考えてる」と念ずる。眠くなったら「眠くなった、眠くなった」と念じ、何も感じなくなったら元の「おなかが膨らんでいる…引っ込んでいる」に戻る。導入は簡単のようだが継続は難しそう。興味ある方は一読を。

2 件のコメント:

  1. 日本の座禅より、手始めが簡単そう…。
    早速試してみましょう。

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  2. K.A.さん
    誰でも簡単にできそうだが、実際にはできない。私には絶対無理だ。

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