2012年2月16日木曜日
(1374)第三国定住希望者が少ない
今朝の朝日新聞に、ミャンマー難民の「日本移住希望者わずか」、「第1陣なじめぬ」とあった。先に日本に渡った人たちの一部から苦境が伝えられる中、第3陣としてメソトで面談を受けたのは2家族9人だけ。今年は試行期間3年間の最終年、3年間の合計人数は当初予定だった90人の約6割(55人)にとどまる。米国にはすでに5万人超が移住している。日本に来た第1陣の一部から「なじめない」との情報も流れていた。これらはすでに(1362),(1346),(1271),(1267),(1256)等でも述べたが、要は「成功しなかった」ということ。失敗の原因の一つは、日本政府が情報開示を怠ったためであろう。まだ4年目以降がどうなるのか不明だが、3年間はパイロットケースなので、この機会に進め方を改善し、来日の55人全員から「日本に来て良かった」と言わせたい。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
本当に、「来て良かった」と言って貰いたいですな。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除その通りですね。
主体となって動いているのが外務省傘下の難民事業本部ですが、かつて1万人以上来日したベトナム難民の定住化にあたり、全くノウハウを得ていない感じ、特に情報の隠蔽はとんでもないことです。(N)