2013年1月14日月曜日

(1707)漢字消えたミャンマー 中国離れで争奪①

  1月12日の日経電子版。マンダレー近郊の高原で草木が削られ赤茶けた地肌が帯のように続く。西部のインド洋沿岸と雲南省をつなぐパイプラインの予定地だ。中国は年内を見込む開通後、南シナ海を経ずに中東原油を輸入できる。ミャンマーには30年間、年20億円近い土地提供料が入る。このパイプラインは両国の蜜月の象徴だった。マンダレーは中国製二輪車が市場を独占し、ヒスイやルビーの買い付けに中国人が押し寄せる街だった。だが看板に氾濫していた漢字は姿を消した。発端は2年前、総選挙寸前の政府の指導だった。その後も中国がかかわるダムの建設中止や、銅鉱山開発への抗議などが続く。バゴー近くの新空港の説明会で韓国の建設会社が熱心に発言した。米国も、コカコーラ社をはじめキャタピラー、フォードなど40社が現地入りした。

2013年1月13日日曜日

(1706)訃報来る

  きらく会(ライオン研究所時代からの友人10数人のグループ)のメンバーI君の訃報がメールで飛び込んできた。ライオン総務部からだ。ライオンという会社は、退職24年目でも、同僚の訃報を報せてくれるいまどき珍しい会社だ。I君は享年84歳、私と同い年で、入社も確か2週間違い、考えてみると60年以上のお付き合いだ。住所も彼は千葉県八千代市で私は習志野市、比較的近い。彼は写真を愛し、特に花の撮影に情熱を燃やし、八千代市主催の写真展で入選していた。また、ウオーキングや高原巡りにも挑戦していた。しかし、肺の腫瘍について平成14年に「4年目の再発」を発表していたので、平成10年には最初の肺腫瘍が発見されていたものと思う。今回は肺癌から骨髄への転移と聞く。彼はいつも人懐っこい笑顔で接してくれたがもう見られない。合掌。

2013年1月12日土曜日

(1705)ありゃりゃ 懐かしい「バダウ」②

 「バダウ」は創刊以来ビルマ料理店紹介を取り上げており、この分野に詳しい。現在営業している店(ビルマ人の料理店)は、去年の段階で24店としている。店名は、エヤワディ―、エビ廊、コッチャン、シュエボー、cha・bana、つけめん大王、TOKYO-STAR、ノングインレー、居酒屋ハナキ、ピュー、ビルマの竪琴、マハー、オリエンタルキッチンマリカ、マンダレー、マンダレーレストラン、マンダラー、マンミャンマー、ミッチーナー、ミャンマーカレーTeTe、ミンガラバー、MAY、MAY2、ヤンゴン、ルビー。一方、「みんがらネットワーク会報」の39号には、同じような企画があり、こちらは29店。しかし両誌に重複しているのは、11店に過ぎない。大雑把にいうと、短期間で大半が閉店し、その分、新規開店ということか。在日ミャンマー人は「起業」を真剣に考えてほしい。

2013年1月11日金曜日

(1704)ありゃりゃ 懐かしい「バダウ」①

  インターネットを見ていたら、たまたま「バダウ」の三文字が目に入った。黄色い花のことでなく、ミャンマー関連のミニコミ誌の名前だ。私がミャンマーに最初にメロメロになったのが1996年前後、このミニコミ誌が創刊されたのが1997年なので、当時夢中になってこの「バダウ」を読んだ記憶がある。最初のころは、年に5・6回発行されていたが、その後年に1回、最近は数年に1回という貴重品だ。15年間に18回発行という希少珍品である。ちなみに私が関係している「みんがらネットワーク会報」も96年創刊だが、途中いろいろあって、現在までに39号、あんまり威張れたものではない。「バダウ」の最近号(12年3月発行)には、ビルマの親友が経営していた赤坂の居酒屋「しらゆき」の紹介も掲載されていたが、いまはどうなっているかしら。この項、明日も続けよう。

2013年1月10日木曜日

(1703)中国、ミャンマー北部の平和安定の回復を希望

  1月8日のCRIオンラインによれば、中国外務省の洪磊報道官は、「中国はミャンマー北部の情勢に強い関心を寄せている」として、衝突する双方に、「冷静さを保ち、緊迫化した情勢を緩和して、紛争の拡大を避けるよう」呼び掛けると共に、ミャンマー政府に対し、「関係方面との平和的な対話により、意見の食い違いを解決し、ミャンマー北部の平和と安定を早く回復するよう」要望。また最近、砲弾3発が中国領内に落ちたことについて、「中国はミャンマーに厳正な交渉を提起するとともに、効果的な措置をとって、この種の事件の再発を防ぐよう求めた」と。同報道官はさらに「雲南省の地方政府は必要な措置を講じて、国民の日常生活に影響が出ないよう努めている」、「現在ミャンマー軍機の中国領空侵入や、ミャンマー難民の大量流入は起きていない」と発表。

2013年1月9日水曜日

(1702)安倍内閣はASEANも重視

  朝日1月9日、安倍首相は1月に訪米の予定であったが、米国側が1月はタイトということで、2月で再調整する。このため、一転してASEANのインドネシア、タイ、ベトナムの三カ国を訪問することになった。1月18日にはASEAN交流40年の記念式典が、インドネシアで行われる予定で、外務省が年明けからひそかに訪問を模索していたもの。麻生副総理が4日に、ミャンマーを訪れたほか、岸田外相も9日からフィリピン、シンガポール、ブルネイなどを訪問する。首相も含めれば、10のASEAN加盟国のうち、7カ国を、発足1カ月で回ることになる。外務省幹部によれば、「中国との関係もそうだが、市場として魅力がある。日本の経済再生にもつなげたい」と解説した(以上)。先の額賀特使の朴韓国新大統領訪問もあり、中国を除く積極的なアジア外交が目に付く。

2013年1月8日火曜日

(1701)カチン本拠を砲撃 国連自制促す

  ミャンマー政府軍と少数民族カチンの武装勢力との間で内戦が続くカチン州で、政府軍は6日、カチン側の本拠地ライザを砲撃した。報道によると、7日にもライザ近郊の軍事拠点を空爆した。カチン州の一部を事実上支配するカチン独立機構(KIO)によると、6日、政府軍はライザに向けて砲弾を10発以上打ち込んだが、負傷者はいない。17年続いた停戦協定が、1年半前に破られて以来、砲撃を受けたのは先月に続き2度目。テインセイン大統領は最近、軍の補給路や発電施設の確保のため、攻撃したことを認めている。1年半の内戦で、カチン州では約10万人が避難民として暮らし、一部は中国に越境し難民は数千人に上るという。潘国連事務総長は「市民の命を脅かすすべての行為の停止」と、「人道支援のアクセスを保障する」ことを、ミャンマー政府に要求。